2 漢籍リポジトリの情報源と編成

研究者から研究者への電子テキスト

概要

この章では漢籍リポジトリの内容についてその概要を紹介する。まずはじめに開発の初期段階についていくらか背景を述べ、その後で現在のバージョンのレイアウトについての議論に進む。

リポジトリについて最もよく受ける質問の一つがテキストの出所に関するものである。これに手短に答えると、リポジトリで提供しているテキストの約半分は20年以上の期間にわたりインターネットから集めたもので、残りの半分は過去25年にわたり私が関わってきたプロジェクトからのものである。テキストはすべて大幅に整理されている。すなわち校正され、編集され、多くの場合デジタルファクシミリにリンクされ、またリポジトリで必要とされるフォーマットに変換されている。デジタルファクシミリが提供されている場合、それはテキストとは別に入手され、その後でテキストにリンクされたものである。このプロセスはまだ進行中で、その結果はまだしっかりと校正されていないところもある。 ユニコードで(今はまだ)表すことができない外字の表現は統一化されており、また正規化したバージョンのための代用文字表は作成中である1。 ここからわかるように、レポジトリのテキストを整理することは、継続して行われるもので期限のないプロセスである。実のところ、テキストはその現状のままパブリックリポジトリに移動されている。それは整理のプロセスが一段落したからというよりむしろ、そうすることでこのプロセスにおいてより幅広い参加が可能になるからである。一つのテキストを編集することでさえ、多くの時間と労力を必要とする大仕事である。それを万単位のテキストで行うのはどんな個人にも、あるいは一機関でさえ不可能なことである。それで、たとえ現状のままであってもこのレポジトリを公開することで、願わくばより多くの参与を促し、やがては重要なテキストすべてを関連した版と共にしっかりと整理された形で含むようなリポジトリに繋がることを期待する。たとえその日が何年も先、あるいはおそらく何十年も先であったとしても、ここでなされた仕事がその価値あるゴールを達成するための土台や基本要素としての役割を果たすことを願っている。

開発の諸段階

(1) 1989-1996: 初期の歴史―ほとんどが個人的なテキスト

現行の漢籍リポジトリは、私の中国学研究(より具体的に言えば禅仏教の中国語の原典の研究)の副産物として、私が仕事を容易にするために文献を作成し維持したデジタルテキストファイルの個人的なコレクションから始まったものである。 最初にアーカイブに入ったテキストは私の修士論文のテーマであり、1989年の秋に私が入力した王梵志による300以上の詩(現在のテキスト番号KR6s00552)であった。これは比較的短いテキストで、(システムで対応できない文字を作る時間も含めて)ほんの数週間で入力することができた。しかしその次のテキスト、『全唐詩』(KR4h0140)はより内容があり、900巻から成るものだった。これは1990年にブレーメンで行われた「Chinese Computing」ワークショップで知り合った友人でもある同僚から頼まれたものだった。これによって(その多くがKR2a正史類に収められている)二十五史といったより多くのテキストの到来の準備ができた。この時点でレポジトリはすでに私のコンピューターのハードディスク容量を超えており、外付けドライブに頼らなければならなかった。私は、その頃にはすでに、京都で博士論文のための研究を行なっており、また国際禅学研究所(IRIZ)に所属して、そこでウルス・アップ率いる禅知識ベースプロジェクトに取り組んでいた。私たちはこのプロジェクトで多くのデジタルテキストを作成し、それらはその後1995年6月にCD-ROMとインターネット上で公開された。これらのテキストは現在、リポジトリのKR6q禪宗類セクションに収められている。

(2) 1996-2001: 仏教経典

博士論文を提出した後、私は高麗大蔵経3のCD-ROMを受け取り、ひと夏かけてその内容を分析し、それを読みやすい形式に変換した。仏教テキストのWWWデータベース wwwdb はこの仕事の成果の一つである。このデータベースは後に、私が1998年2月から(2001年までは常駐として、またその後はコンサルタントとして)参与している中華電子仏典協会( CBETA)の仕事の役に立つことが判明した。漢籍リポジトリの内容の半分近くはCBETAチームが作成したテキストからきている。この共同作業は現在も進行しており、CBETAテキストへの追加や変更は体系的に漢籍リポジトリにも反映されている。

(3) 2001-2012:

2001年に私は京都大学の漢字情報研究センター(DICCS)(2009年より東アジア人文情報学研究センターCIEAS)へ移動し、それにともなって、その研究範囲は広がり、これまでとは異なるテキストも調査とキュレーションのための対象となった。漢籍リポジトリに貢献したいくつかの研究プロジェクトをここに挙げる:

漢字文化の全き継承と発展のために(2003-2008)

高田時雄率いるこのプロジェクトは日本学術振興会(JSPS)のセンター・オブ・エクセレンス(COE)プロジェクトに選ばれ、の一部は唐代の出来事を扱う歴史的テキストに特別の焦点を置くことを可能にした。その結果が『資治通鑑』(KR2b0007)の唐紀の膨大な注解であるが、他の仕事に加えて、唐の二つの正史についての仕事もまた行われている4

東アジアにおける儀礼と刑罰(2006-2010)

これもまたJSPSの科学研究所助成金を受けたプロジェクト(研究代表:冨谷至、プロジェクト番号:#18102003)で、制度史に関するいくつかのテキスト、とりわけ『唐六典』(KR2l0001)を整理し、また方法と手順の更なる開発を促した。

『道藏輯要』 Daozang jiyaoプロジェクト(2005年より)

これは現在も進行中の大きなプロジェクトで、道教文献の叢書である『道藏輯要』の清代初期編纂を分析することを目的としている。これは麦谷邦夫らからの積極的な貢献を得ながら故モニカ・エスポジト(1962-2011)が開始し、また当初は指揮したプロジェクトで、JSPSの助成を受け(プロジェクト番号:#20242001、2008-2011)、また台灣蔣經國基金からも二つの助成を受けた(プロジェクト番号:#RG003-P-05(2006-2009)と#RG006-P-09(2010-2013))。このプロジェクトの一環として『道藏輯要』のすべてのテキストが入力され校正された。これに加えて、『正統道藏』のテキストのデジタルバージョンが取得され、このコレクションを現在の形に持っていくために高品質のデジタル画像一式が組み込まれた。私たちはまた『道教學術資訊網站』(ctcwri )から整理され校正された別のデジタルバージョンを受け取ったが、これはまだリポジトリに完全に組み込まれていない。

禅データベースプロジェクト(2008年より)

このプロジェクトは故ジョン・マクレー(1947-2011)とクリストフ・アンデル、クリスティアン・ウィッテルンとの共同研究として始められた。私たちはまだしっかりとした財政的助成を得ていないが、(このプロジェクトの範囲内で)データを交換し、『景德傳燈錄』(KR6q0003)や『五燈會元』(KR6q0012)などいくつかの禅宗のテキスト、および『祖堂集』(KR6q0002)の強化バージョンを準備した。この仕事の一部はCIEASからの助成によって可能となった。

(4) 2013-2016: 人文情報学の基礎研究

上記の諸段階において、テキストの総合的な研究をより行いやすくするために、すべてを包含する枠組みや共通の形式を作る努力が幾度かなされた。2010年以降、ある考えの芽生えが形をなして、私はそのような枠組みをどのようにしたら実現できるかのテストを始めた。道教(KR5)や仏教(KR6)のテキスト用追加カテゴリーを補強し文献の古典的な四部分類に基づいた、共通した、しかもとてもシンプルな形式でのテキストを系統的に配置すること、および全文献のテキストと効率的にやりとりするための分析的なカタログとツールを持つことが不可欠であった。

2013年4月、「人文情報学の基礎研究」研究班が結成され、最大限に幅広い応用を持つ成果が得られるように、この仕事に関連した方法論的および実際的な問題を話し合うための定期的なミーティングが持たれ始めたdhbasic 。こうした努力のすべてが約一万のテキストを持つ現在のコレクションをもたらした。これらのテキストは、すでに言及したテキストやコレクションに加え、主に以下のコレクションから取られたものである:

  • 四庫全書Siku quanshu
  • 四部叢刊Sibu congkan
  • 維基文庫Wikisource.zh

『四庫全書』

3,400以上のテキストから成る『四庫全書』は、漢籍リポジトリの中では(それより1,100ほど多いテキストを持つ)CBETAコレクションに次ぐ一大叢書である。しかし、CBETAコレクションとは異なり、『四庫全書』は一つの実体として獲得されておらず、むしろ長い期間の間に継ぎ合わされたものである。どのようにそれが行われたかを振り返り、完成には程遠いこのコレクションの現状を説明することは有用だと思われる。

21世紀の初頭にはより多くの漢籍がオンラインで入手できるようになった。2007年の初め、私は仕事における貴重な宝となり得るものを見つけ5 、それに励みを得て『四庫全書』に属するテキストの系統的な照合を試みた。

その何年か後、翻刻されたテキストに加えて、デジタルファクシミリもイ ンターネット・アーカイブで提供されるようになった。これは今日、杭州 市の浙江省図書館に収蔵されている『四庫全書』の文瀾閣版からのものであっ た。残念ながら、もともと杭州市西湖の孤山にある浙江図書館に収蔵され ていたこの版は、太平天国の乱の期間に離散してしまい、19世紀の最後に なって初めて再発見された。丁丙(1829-1887)と丁申(1832-1899)兄弟 の努力の成果で、この文瀾閣版の一部が修復され、省の図書館に移され た。この原本そのものの不完全な状態に加えて、デジタルファクシミリ が目録に載せられインターネット・アーカイブで提供される方法が、それ らを順序立てて配置し、翻刻テキストと並べ、あるいはそれらの完成度を 評価することをとても困難にした。それゆえに、2015年の初めに文淵閣版 のデジタルファクシミリの全セットを購入する機会が訪れたことはとても 幸運であった。これらは商務印書館の台湾支社の影印版からスキャンした もので、テキストの翻刻と整理もこの版をリファレンスとして使ったので、 原本と同じものである。これらのファクシミリによって、テキストでの 表現とデジタルファクシミリを並べたバージョンを作成する作業がより簡 単になった。これを書いている今現在、この作業において約2,900のテキ ストが完成されている。しかし、比較的簡単なテキストから作業が手がけ られたので、残りのテキストは編集と配列にかなり多くの労力が必要とさ れる。

『四部叢刊』

『四庫全書』の中のテキストは時として大幅に編集されており常に最善の原本であるとは限らないので、それが可能な場合、テキストは四部叢刊とも並べてある。これは400足らずのテキストを持ったずっと小さなコレクションで、そのうちの100ほどは四庫全書に入っておらず、そのため追加資料を提供している。これもまた、そのデジタルファクシミリを購入することができるが、テキストを確立しそれをファクシミリと並べる仕事は時間がかかり、また継続して行われるものである。それで、これまでのところ、ほんのいくつかのテキストがプロセスされただけである。

維基文庫 Wikisource.zh

これはウィキソースの中国語バージョンであり、数百のテキストを持っている。これらのテキストは使用した版を明示していないが、その一方で現代的でしっかりと句読点の付いた版であり、それゆえに、先に言及した原本に加えて、とりわけマスターブランチで使うことができる。

現在の状況

現時点、漢籍リポジトリの目録中のほぼ9,000(あるいはほぼ90%)のテキストが公開され、GitHubウェブサイトの@kanripoアカウントで自由に閲覧できるghkanripo 。これらのテキストのほとんどは、上で概要を述べた厳密な文献学的方法論に従っては未だ処理されていない。こうしたテキストを公開したのは、一つにはそれらがそのままの状態でも役立つことを立証したいということもあるが、それより何より、次の章で説明するソフトウェア・インターフェースがユーザーが漢籍リポジトリの編集者からの干渉を受けることなく興味のあるテキストについて独立して仕事することを可能にするからである。

漢籍リポジトリの内容

漢籍リポジトリの内容は、初め中国の宮廷の蔵書所を整理するのに使われ、その後は他のコレクションの分類の原理ともなった文献の四部分類を使った伝統的な中国の図書館に似せて整理されている。この伝統的な分類表は、漢籍リポジトリにおいて重要な役割を持つ道教と仏教の経典に対して不利な偏りを内包しているので、これら二つのセクションは独立させて、トップレベルの区分に配置し、それゆえにトップレベルの区分の総数は六つに増やしてある。

魏徵(581-643)の指揮の元で編纂された『隋書』(KR2a0023)の経籍志もまた、膨大な量の仏教と道教の経典が新しく作成或は翻訳されたことで、伝統的な分類表の限界を破った当時、この方法で整理された。これら二つのセクションは後になって子部の終わりに移されたが、ほとんどの場合、仏教と道教のテキストはそのほんの少しのセレクションのみが図書館に収蔵するに値するとみなされた。それゆえに、表1に示すように、現在のセレクションはこの唐代初期の分類表を復活させている。

Table 1: The six top categories in the Kanseki Repository - 表# 漢籍リポジトリの六部分類
KR1 經部 Jing bu Confucian Classics (incl. music, dictionaries and elementary learning)
KR2 史部 Shi bu Historiography and politics
KR3 子部 Zi bu Masters, philosophers and treatises
KR4 集部 Ji bu Anthologies (Poetry and Collected Writings)
KR5 道部 Dao bu Daoist texts
KR6 佛部 Fo bu Buddhist texts

この分類における適切な場所は、漢籍リポジトリの各テキストごとに決定されなければならない。ほとんどの場合、その前のテキストコレクションが決めた前例に従うが、以下に概説するようにいくつかの重要な違いがある。

また別の問いはテキストの正確な範囲に関してである。コレクション内の異なるテキスト間の境界線は正確にはどこに引くのか。また幾組かのページは一つのテキストとしてみなすべきか、あるいは複数のテキストとしてみなすべきか。この問題は時々テキストの叢書、とりわけその選集がより大きな選集の一部である時に見られる。例えば、『正統道藏』には、異なる著者によって異なる時代に書かれ、大きく異なる長さや多様な性質を持つ10の文献である『修真十書』「道を得るための実践についての10の文献」が入っている。研究にはこれらのテキストの部分集合のみに焦点をあてる必要があるかもしれないので、漢籍リポジトリの方針として、これらのテキストは別々に扱われ、それぞれが異なる番号を割当てられている(KR5a0264からKR5a0275まで、実のところ12の項目となっている)。目録はきめ細かく分類するに越したことはないという考えに基づいてこの決定がなされている。その一方で、これはまた、『修真十書』が漢籍リポジトリの中では一つのテキストでの実体として存在しないことも意味している。

漢籍の四部分類

先に説明した通り、漢籍リポジトリのトップレベルの最初の四つは、『四庫全書』や『四部叢刊』など、多くの図書館やコレクションで一般的に使われている分類に相当する。このトップレベルの更に下の区分となると、かなり多くのバリエーションがある。『四部叢刊』は更なる下位区分を持たないが、その一方で『四庫全書』は更に2レベルまで持っている。それらは類と屬である。例えば、第二レベルクラスの三つ目は禮類で、これは更に周禮之屬「周の儀礼」とその他五つの第三レベルクラスに細分されている。易類、書類、詩類など他の第二レベルエントリーは下位区分を持たない。 分類の深度を標準化するために、漢籍リポジトリの階層はただ一つの下位区分のみに制限されている。それゆえに、儀式セクションの本はすべて同じレベルとして分類されている。最初のうち、屬レベルにある下位区分の一連の序列は維持されるが、今後リポジトリが拡大し、より多くのテキストが加えられるにつれ、新たに加えられるテキストは常に対応するクラスの最後に加えられるので、この序列がゆがめられることになる。 ほとんどの場合、類レベルにある下位区分は四庫全書に見られる通りである。唯一の例外は、別集類「個別著者のコレクション」である。このカテゴリーには膨大な数のテキストがあるので、表2と表3に示すように、下位区分(四庫全書に見られるように、王朝時代ごとに分けられたテキストの作成時期を表している)は類レベルまで繰り上げられている。

一つのクラス内のテキストの配列については、関連したトピックが一緒に見つけられるようなやり方で、つまりテキストをトピックごとに、それから通常は作成日、あるいは想定作成日ごとに分類するというのが私たちの基本的なガイドラインである。上記の禮類「儀式の本」の例のように、一つのクラス内に複数のトピックのグループが存在する場合、それでも関連したテキストが一緒に出てくるように、その分類は維持されている。すべてを包含する年代順別の配列はなされていないが、元々の年代順別の配列が下位区分内にあり、この順序は維持される。

更に、原文は通常、それらを扱う注釈や論文より前に配置される。中国の伝統では仏教以外のテキストのほとんどが注釈や注釈のグループと入り混じって伝えられてきたので、多くの注釈を持つ重要なテキストについては、原文のみを含めた別の現代バージョンが作成されている。この例として『周易』(KR1a0001)や『尚書』(KR1b0001)が挙げられる。このような場合、正文「原文」という文字が題名に加えられている。

3に示すように、漢籍レポジトリではこれは正規化されている。

その他にも必要とされていた変更がある。『四庫全書』の中の釋家類と道家類のセクションにあるすべてのテキストが新たに作られた佛部と道部の中にある対応するセクションへと移された。これは表4と表5に詳しく示されている。

道教の文献

道教の資料は主に『正統道藏』と『道藏輯要』のコレクションから編集されている。敦煌文献から取られた『中華道藏』からのタイトルもまた加えられたが、これらのテキストはまだレポジトリに入っていない。

このセクションの資料を配列するにあたり、明代初期の『正統道藏』に見られる7区分が維持されている(下位区分KR5aからKR5gまでに相当)。これに続くのが、明代の終わり近くで道藏に加えられた「續道藏」である。『道藏輯要』の中のテキストは、それが可能な限り、追加版として位置づけされ、これに対応する『正統道藏』のテキストが付けられている。正統道藏にないテキストについては、追加の下位区分である「清代道教文獻」が加えられている。『道藏輯要』にない追加の清の資料もここに置かれている。これに続くのが敦煌で発掘された道教のテキストのための下位区分であるが、この下位区分にはまだ何のテキストも加えられていない。

仏教の文献

仏教のテキストはそのほとんどが中華電子佛典協會CBETA(cbeta, cbetap5 を参照)が準備したみごとなコレクションから集められ、変換されたもので、そこで開発された一般構造を踏襲している。しかしながら、CBETAは『大正新脩大藏經』の日本人著者による注釈や日本の仏教宗派に関する文献が入ったいくつかの部分を含めていないので、新たにこれらの部分を全体的な分類に加えた。

テキストでの典拠のリスト

ここにテキストでの典拠とそれらの漢籍リポジトリ内での名称のリストを示す6。このリストが増え続けるだろうことは予想される。詳細はKR-Catalogに見ることができるkr-catalog

研究

漢リポの存在意義は、それが擁するテキストを活用できるどのような種類の研究も、それを可能にし、容易にすることである。このデジタル図書館のテキストは、機械やソフトウェアのインターフェースを含めさまざまなインターフェースを通じてアクセスできる。漢リポのまた別の目的は、リポジトリ内の個々のテクストやその全体をプログラム可能にすることである。この理由から、それぞれのリポジトリすべてが、基本的には「ベストな」テキスト、すなわち本文批評によって得られた版を出版され得るテクストを master ブランチとすべきである。漢リポのライブラリーにアクセスしようと試みるプログラムは通常、別の特定のバージョン、あるいは他のバージョン一般に特別の興味を持たないかぎり、masterブランチ上で動作するはずである。

Table 2: The subdivisions of the SKQS 集部 Ji bu - 表# 四庫全書集部の類
SK4 集部 Jibu Anthologies and belles-lettres
4a 楚辭類 Chuci Poetry of the South
4b 別集類 Bieji Collections of individual authors
4b1 漢至五代 Han zhi Wudai Han to Five Dynasties periods
4b2 北宋建隆至靖康 Bei Song Northern Song period (Jianlong to Jingkang reigns)
4b3 南宋建炎至德佑 Nan Song Southern Song period (Jianyan to Deyou reigns)
4b4 金至元 Jin zhi Yuan Jin and Yuan empires
4b5 明洪武開至崇禎 Ming Ming period (Hongwu to Chongzhen reigns)
4b6 清代 Qing dai Qing period
4c 總集類 Zongji Anthologies and collections of many authors
4d 詩文評類 Shi-wenping Critique on poetry and prose
4e 詞曲類 Ciqu Poetry and arias
4e1 詞集之屬 Ciji Collected poems
4e2 詞選之屬 Cixuan Selected poems
4e3 詞話之屬 Cihua Explanations to poems
4e4 詞譜韻之屬 Cipuyun Rhymes and musical notes to poems
4e5 南北曲之屬 Nanbeiqu Arias from the North and the South
Table 3: The subdivisions of the Kanseki Repository - 表# 集部 Ji bu 漢籍リポジトリ集部の類
KR4 集部 Jibu Anthologies and belles-lettres
KR4a 楚辭類 Chuci Poetry of the South
KR4b 別集類-漢至六朝 Bieji Han zhi Liuchao Individual collections Han to Six Dynasties
KR4c 別集類-唐 Bieji Tang Individual collections Tang
KR4d 別集類-宋 Bieji Song Individual collections Song
KR4e 別集類-明 Bieji Ming Individual collections Ming
KR4f 別集類-清 Bieji Qing Individual collections Qing
KR4g 別集類-近代 Bieji Jindai Individual collections after Qing
KR4h 總集類 Zongji Collective anthologies
KR4i 詩文評類 Shi-wenping Critique on poetry and prose
KR4j 詞曲類 Ciqu Poetry and arias
Table 4: Texts moved from the 釋家類 Shijia lei 'Texts of the Buddhists' of the SKQS to the 佛部 Fo bu of the Kanseki Repository 表# 四庫全書の釋家類から漢籍リポジトリの佛部へ移動されたテキスト
SKQS ID KR ID Title
SK3m2133 KR4d0007 法藏碎金錄-宋-晁迥
SK3m2134 KR4d0008 道院集要-宋-晁迥
SK3m2138 KR6q0012 五燈會元-宋-普濟
SK3m2135 KR6q0040 禪林僧寶傳-宋-惠洪
SK3m2140 KR6r0013 佛祖歷代通載-元-念常
SK3m2139 KR6r0014 釋氏稽古略-元-覺岸
SK3m2132 KR6r0054 宋高僧傳-宋-贊寧
SK3m2137 KR6r0092 羅湖野錄-宋-曉瑩
SK3m2128 KR6r0137 弘明集-梁-僧祐
SK3m2129 KR6r0138 廣弘明集-唐-道宣
SK3m2136 KR6r0157 林間錄-宋-慧洪
SK3m2130 KR6s0002 法苑珠林-唐-道世
SK3m2131 KR6s0093 開元釋教錄-唐-智昇
Table 5: Texts moved from the 道家類 Daojia lei 'Texts of the Daoists' of the Siku quanshu to the 道部 Dao bu of the Kanseki Repository 表# 四庫全書の道家類から漢籍リポジトリの道部へ移動されたテキスト
SKQS ID KR ID Title
SK3n2141 KR5a0114 黃帝陰符經解–蹇昌辰
SK3n2142 KR5a0110 黃帝陰符經講義–夏元鼎
SK3n2143 KR5c0065 道德真經註(一)-漢後期-河上公
SK3n2144 KR5c0078 道德真經指歸–嚴遵
SK3n2145 KR5c0073 道德真經註(二)-魏-王弼
SK3n2146 KR5c0074 道德真經註(三)–蘇轍
SK3n2147 KR5c0076 道德寶章-宋-葛長庚
SK3n2148 KR5c0091 道德真經註(四)–吳澄
SK3n2149 KR5h0056 老子翼–焦竤
SK3n2150 KR5c0384 御定道德經註-清-世祖
SK3n2151 KR5c0385 老子說畧-清-張爾岐
SK3n2152 KR5c0077 道德經註-清-徐大椿
SK3n2153 KR5c0048 無上妙道文始真經-周-尹喜
SK3n2154 KR5c0125 釋文-周-列禦寇
SK3n2155 KR5c0121 沖虛至德真經解–江遹
SK3n2156 KR5c0138 莊子注-晉-郭象
SK3n2157 KR5c0136 南華真經新傳–王雱
SK3n2158 KR5c0128 南華真經口義–林希逸
SK3n2159 KR5c0127 南華真經義海纂微–褚伯秀
SK3n2160 KR5h0057 莊子翼-明-焦竤
SK3n2161 KR5c0118 文子-周-辛鈃
SK3n2162 KR5c0119 文子纘義-宋-杜道堅
SK3n2163 KR5a0306 列仙傳–劉向
SK3n2164 KR5d0019 周易參同契分章通真義–彭曉
SK3n2165 KR5d0018 周易參同契(三)–朱熹
SK3n2166 KR5d0025 周易參同契解–陳顯微
SK3n2167 KR5d0024 周易參同契釋疑–俞琰
SK3n2168 KR5d0023 周易參同契分章註-元-陳致虛
SK3n2169 KR5d0026 古文參同契集解-明-蔣一彪
SK3n2170 KR5f0019 抱朴子內篇–葛洪
SK3n2171 KR5c0317 神仙傳-晉-葛洪
SK3n2172 KR5d0036 真誥–陶弘景
SK3n2173 KR5d0037 亢倉子-唐-王士源
SK3n2174 KR5d0052 玄真子(外篇)–張志和
SK3n2176 KR5d0051 無能子--
SK3n2177 KR5a0307 續仙傳-南唐-沈汾
SK3n2178 KR5d0055 雲笈七籤-唐-張君房
SK3n2179 KR5a0142 紫陽真人悟真篇註疏–張伯端
SK3n2180 KR5d0013 古文龍虎經註疏–王道
SK3n2181 KR5d0028 易外別傳–俞琰
SK3n2182 KR5d0029 席上腐談-宋-俞琰
SK3n2183 KR5g0239 道藏目錄詳註-明-白雲齋
Table 6: The subdivisions of the Kanseki Repository 道部 Dao bu - 表# 漢籍リポジトリ道部の類
KR5 道部 Daobu
KR5a 洞真類 Dongzhen lei
KR5b 洞玄類 Dongxuan lei
KR5c 洞神類 Dongshen lei
KR5d 太玄類 Taixuan lei
KR5e 太平類 Taiping lei
KR5f 太清類 Taiqing lei
KR5g 正一類 Zhengyi lei
KR5h 續道藏類 Xudaozang lei
KR5i 清代道教文獻 Qingdai daojiao wenxian
KR5j 敦煌道教文獻 Dunhuang daojiao wenxian
Table 7: The subdivisions of the Kanseki Repository 佛部 Fo bu - 表# 漢籍リポジトリ佛部の類
KR6 佛部 Fobu
KR6a 阿含類 Ahan lei
KR6b 本緣類 Benyuan lei
KR6c 般若類 Banruo lei
KR6d 法華類 Fahua lei
KR6e 華嚴類 Huayuan lei
KR6f 寶積類 Baoji lei
KR6g 涅槃類 Niepan lei
KR6h 大集類 Daji lei
KR6i 經集類 Jingji lei
KR6j 密教類 Mijiao lei
KR6k 律類 Lü lei
KR6m 中觀類 Zhongguan lei
KR6l 毘曇類 Bitan lei
KR6n 瑜伽類 Yuqie lei
KR6o 論集類 Lunji lei
KR6p 淨土宗類 Jingtu lei
KR6q 禪宗類 Chanzong lei
KR6r 史傳類 Shizhuan lei
KR6s 事彙類 Shihui lei
KR6t 續諸宗(日本) Xu zhuzong (Riben)
KR6u 敦煌文獻類 Dunhuang wenxian lei
KR6v 新編類 Xinbian lei
Table 8: Frequently seen witnesses and their abbreviations used in the Kanseki Repository - 表# 漢籍リポジトリによく使われている版本とその記号
WYG 【四庫全書・文淵閣】 Wenyuan edition of the SKQS
SBCK 【四部叢刊】 1919 edition of the SBCK
ZTDZ 【正統道藏・三家本】 Reprint of the Zhentong Daozang
YP-C 【原版道藏輯要】 First edition of the Daozang jiyao
CK-KZ 【重刊道藏輯要】 New edition of the DZJY (Kaozheng reprint)
CBETA 【電子佛典集成】 CBETA collection of Buddhist texts
TKD 【高麗藏・東國影印版】 Tripitaka Koreana, Dongguk University reprint
T 【大】 Taishū Shinshū Daizōkyō
X 【新纂大日本續藏經】 Manji Zokuzokyō
F 【房山石徑】 Fangshan Shijing
J 【嘉興】 Ming canon (Jiaxing edition)
K 【麗】 Tripitaka Koreana
DCS 【東禪寺】 Edition of the Dongchan Tempel in Fuzhou
L 【乾隆大藏經】 Qing Canon (Qianlong edition)
P 【永樂北藏】 Ming canon (Northern Yongle edition)
GOZAN 【日本五山版】 Gozan editions (Japan)
C 【中華大藏經】 Zhonghua canon
G 【佛教大藏經】 Fojiao canon
S 【宋藏遺珍】 Remains of the Song canon

1
これらの文字に関するすべての情報が漢籍リポジトリの=KR-Gaiji=というフォルダーの中で提供されている。
2
これはリポジトリ内のシリアル番号であり、リポジトリ識別子KR、セクション識別子6s、そしてこの場合は55(番号は4桁に引き伸ばされ、ゆえに0055)であるテキストのセクション内でのシーケンシャル・ポジションを示す番号で構成されている。
3
これが1996年11月に完了した、ここに記述されているバージョンである:tk-desc.
4
このプロジェクトの成果にはまだアクセスできる(tkb) が、漢籍リポジトリへの組み込みは現在進行中である。
5
このサイトへのリンク(http://203.72.198.245/ )は数ヶ月後に非アクティブになったが、サイトの内容のいくらかの部分はインターネット・アーカイブのWayback Machine(ia )を使ってまだ見つけることができる。
6
これには直接的な典拠のみ含めている。大正新脩大蔵経の本文批評の脚注に由来する間接的な典拠は省略されている。(これらのリストはオンラインで見ることができる)

参考文献